女子高講師の手ぶら旅行記

好きな航空会社はフィンエアー、好きな空港はヘルシンキ・ヴァンター空港です。

遠隔地からの授業の実践例

ある女子高で、もう10年くらいは、毎年、ヨーロッパ各地と日本を繋いで「授業」をしていました。非公式のイベントのため学校名を伏せると同時に、ネット上のどこにもレポートがないので、せっかくなので自分の業績(というほどのもんでもないけど)としてここで記しておきます。

 

仕組みはこうです。僕はたまたまヨーロッパのどこかにいます。日本の教室にはオペレーターとして教師に1人にいてもらいます。FaceTime、LINEビデオなどで音声と映像を繋いで、日本の教室ではスピーカーで僕の声を流してもらいます。生徒から僕への反応や質問は、教室の前まで出てきてもらって専用のPC1台を使ってやりとりします。

 

ちなみに僕の方は現地のSIMカードと入れたスマートフォンだけで授業しました。手ぶら旅行としては当然なんですが。

 

FaceTimeの画質は、とかLINE音声の音質は...などを実感したりします。そもそも、例えばロンドンは夜中なので「時差」を実感できます。例えば、みんな時差というのは知っていても、なぜ時差になるのか説明できますか?地球が丸いから?自転しているから?分かってるようで、説明するのはなかなか難しいですよね。

 

ある年はYouTube LIVEの機能を使って授業をしました。

ロンドンからの中継授業のアーカイブ残ってましたので一応ここに記しておきます。

 

https://youtu.be/rwKZq9hAX8Y

https://youtu.be/wnUU4KgaqUo

 

生徒たちはYouTubeにアクセスし、コメントを書き込んでもらうことも可能です。ただし、この時は一台のpcを大画面に写してもらっていました。(このあとYouTubeライブを終えて、LINEビデオでのやりとりの授業になりました)

当時はまだzoomは知らなかったし、Skypeは使ったことがあったけど複数人でログインしてのやりとりというのは想定していなかったので、あくまでも「放送的な」授業になっていました。

 

日本側に1人、先生が必要なのがネックでしたが、オンライン授業に慣れてこれば、その必要もなくなるかもしれません。(授業の単位として成立するかはまた別の問題だとは思います。たぶん、いまの仕組みだと通学課程において、教師不在の授業は成立しないと思われます)

 

今後、オンライン授業が進めば、教師はどこにいてもあまり関係なくなります。また、従来の授業をオンライン化したたけでは、学校が再開された時にはそのコンテンツは不要になることもあるでしょう。オンライン「でしかできない」授業というものもちゃんと考えないといけないなと、自問自答しています。

自己満足ではダメなんですが、ウラジオストクからとか、インドからだとか、とにかくいろんな場所から授業やってみたい!(いつそれができるようになるかは、だいぶ先でしょうけどね...)

 

(おしまい)