女子高講師の手ぶら旅行記

好きな航空会社はフィンエアー、好きな空港はヘルシンキ・ヴァンター空港です。

スケッチ旅行のすすめ パリのエトワール凱旋門を描いてみる

パリのランドマーク、エトワール凱旋門をスケッチしてみましたので、僕なりのスケッチの楽しみ方を説明してみたいと思います。

 ※ 他の「スケッチ編」はここからご覧頂けます。

https://www.haatablog.com/archive/category/sketch

 

用意したもの

 

今回使用する道具は以下のとおりです。

・描こうとする風景の画像

・HBの鉛筆

・4Bの鉛筆

・消しゴム(ふつうのやつ)

・紙(安っすいコピー用紙。ほんとは画用紙のほうがいい)

 

描こうとする風景の画像

 

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これは2013年に実際に僕が行ってきたパリの写真です。

この写真をもとに、昼間の凱旋門を描いてみようと思います。

夜の風景は難しい(というか鉛筆の量が必要!?)ので、それはスケッチしてからの加工編でまた説明してみたいと思います。

 

1.アタリをつける

 

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だいたいの形を薄くとっていきます。HBでやさしく線を描いていきます。

あんまりくっきり線を描いたり、何重も、なんども線を書くと輪郭がぼやけてしまうので、多少歪んでても気にせず、あとで修正できるわいと思って優しく描きます。

 

2.濃い部分を探して塗る


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これもまだおおまかでいいです。暗い部分を探して、塗っておきます。特に一番暗い部分はどこなのか、自分で分かって塗ったほうがいいですね。ここで4Bが役に立ちます。6Bでもいいと思います。

 

3.背景や中間色の部分を入れていく


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全体の立体感を損なわないように、中間色を入れていきます。

ここではまだ、石膏デッサンのつもりで。細かい部分は僕は見ません。

 

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これは僕が描いたスケッチですが、立方体の石膏。

凱旋門もこういうものだと思って、描いていきます。

特に、背景は、描こうとする部分のハイライトを引き立てるために有効です。指でこすったりして、中間色を出していきます。

 

4.全体の調整をする


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中間色を入れていくと、一番明るいと思っていたハイライトの部分(真っ白の部分)や、2段階目に入れた一番暗い部分の、そのトーンというか、全体のコントラストが損なわれてしまうことがあります。消しゴムを使ってハイライトを残したり、暗い部分を再度塗っていきます。

このとき、やはりこいつは立方体の石膏だと思って、面を意識した線(「面取り」の線。クロスハッチング)を意識するというか、残していっていいと思います。

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こういう線のことです。

 

5.細部(ディテール)を入れる


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最後に、細かい部分を、僕の場合はHBで、できるだけ入れていきます。

ここは一番苦手なところです。自分の中で、「まあこれくらいでいいか」の波がなんども押し寄せてくるんですが、心を落ち着かせて鉛筆を乗せていきます。

(たぶん、ここから何も悩まずにどんどん描いていける人は、ほんとに「向いている」と思います。ここにプロとアマチュアの境目があるかもしれないなと、自分や、生徒を見て思うことがあります。)

 


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はい、ということでこうなりました。完成?って言っていいかわかりませんが、ここまで約50分、自分なりによく集中できたということで一旦自分を褒めて、まあいいでしょう、って感じで一旦鉛筆を置きます。

時間がたってもう一度やってみたいと思えば、そうすればいいと思います。

 

 

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ちょっとiPhoneのフィルタでコントラストを上げたりしてみました。

ここからもし、色をつけるとしたら僕はデジタルでやりますね。

 

まとめ

ということで今回はパリのエトワール凱旋門をスケッチする、というのをやってみました。

今回はこれ、昔撮った写真を見ながら、こたつの上で描いたものです。できれば、今度は世界各国のいろんな場所で実際にスケッチしてみたいと思っています。

 

僕は女子高でメディア論、絵や音や映像・ゲームなどデジタルコンテンツを偉そうに教える仕事をしているんですが、僕の生徒には僕よりも絵が上手な子がたくさんいますし、卒業生はいろんなクリエイティブな仕事についた人もたくさんいて、僕のような者が絵の描き方を「解説」だなんて偉そうにちゃんちゃらおかしいんですが、

課題として「ストリートビューをバーチャルで散歩して気に入った風景をスケッチしてみよう」というのをやっていて、その教材として今回描いてみようかと思ったのと、

今、旅に出られないじゃないですか、少しでも旅に出た気分になろうと思ったので、ブログにしたためてみました。

「旅は3度楽しい」は僕の名言!なんですが、パリに行ったことない人はこのスケッチを見て興味持ってくれればいいし、行った事ある人も僕のスケッチで何か思い出してくれたらいいなと、このように思っている次第でございます。

 

(今回はここまで)